当時ゴリラ10周年モデルとして発売された8v型の大型液晶を搭載しております。
最近、例のユピテルのイエラ SCN-10(2008年発売)のタッチパネルがこの猛暑のせいか正しい場所がタップ出来なくなり、ナビとしての役割がほぼ果たせなくなっていたのでちょうど良いタイミングです。
ちなみにSCN-10の残念さについてはこちらの動画(残酷なYERAのレーダ[YouTube])を見て頂ければ納得の使えなさなので、少し古くてもゴリラの方が断然いいでしょう(笑)
で、こういう一般的なナビを接続するに、困った問題があるのです。
パーキングブレーキ解除プラグが必要となるのです。
シガーライターから電源を供給している時は、サイドブレーキがかかっている状態を認識できなければ全操作ができないという罠が仕掛けられているのです。
これは標準装備で付いているような内蔵型ナビでも停車中でなければ操作ができないのと一緒なのですが、ゴリラの場合はいくら停車中であってもブレーキ認識が無ければ操作が出来ないのが泣き所なのです。
「え、それじゃあシガーライター12V電源じゃなくて、家庭用の電源を使ってやれば操作できるじゃん」とも思ったのですが、余計な配線が増える上にシガーライター12V電源を使用している時じゃないとVICSが閲覧できないと説明書に書いてあったので断念。
やはりパーキングブレーキ解除プラグが必要となるのです。
楽天なんかを覗いていれば「パーキングブレーキアース解除プラグ」という名前で1200円前後で存在したりします。
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これを使うのが最も配線的にきれいな気がする。
下手に純正品のNVP-MBX1を付けようとすると、説明書には丁寧に接続の仕方を書いているが普通の人じゃまず不可能。おそらく車屋に頼んでお金を取られるだけである。
しかしながら、何故カーナビを操作するだけでこんな高い物を買わなければならないのかというのが本音。
ならば自分で作るのがいいのです。
当然ながら、運転中に操作をしない前提でこれを作るのです。
ゴリラにブレーキを認識させるに何をすればいいのか。
ググると裏技として、ブレーキ端子に導体ネジを差し込む方法が書かれていたりします。
長さ12mm程度、太さがφ2.6mmのナベネジ挿すのです。
これは何をしているかと言えば、ショート回路を作っているのですね。
しかし、このネジを挿す方法ですが、何だかゴリラ内部に傷が付きそうで怖いです。
もっと安全な方法として取り上げられているのはモノラルイヤホンでショート回路を作る方法。
Google先生ではパーキングブレーキ 解除 イヤホン[Google]の一部サイトを参考に。
まず、100円ショップの電機小物コーナーに行ってφ2.5mmのモノラルイヤホンを購入します。
殆どがφ3.5mmの物なので間違わずに購入すべし。
で、以下の通り。

回りの黒いのを綺麗に剥くと次のいずれかのはずです。


A.2色の絶縁ビニールで導線が巻いてる場合(左)
B.何も巻かれずに2本の導線が出ている場合(右)
【Aの場合】



【Bの場合】



これをブレーキ端子に差し込めばOK。
多分操作出来るはずです。
Bのでうまく行かなかった場合は、膜がちゃんと剥がれていない可能性ありです。
まぁここまで説明しておいて、半挿し状態にすればショート回路になるので面倒な方はそれでいいかと思います(爆)
いずれにせよ、運転中に操作しないことが前提です。
そして公式じゃないので、故障とか言っても保証外って事です。
それにしてもHDDだけあって本体重たいなあ。いつダッシュボードから剥がれるか(汗)
まともなメモリナビに移行できるのは何年後やら。