2019年12月05日

Crucial BX500 SSDで約2時間で超簡単に出来たHDDクローンからSSD換装の話。

内蔵ドライブをHDDからSSDに変えるとPCがキビキビ早く動くようになるのは当然知っているけど、何が面倒かってHDDのクローン(移行)だと思うんです。

クローン方法は大きく分けて2種類あり、
1つは、デュプリケータと呼ばれる機械に元のHDDと移行先のHDDを1台ずつ挿して直接をクローンする方法。
もう1つは、ソフトウェアを使って元のHDDのデータを吸い取り、移行先のHDDにクローンする方法。

デュプリケータは1台あると何かと便利ですが、安いもので1台4〜5千円程度。これに新しいSSD代も掛かるのかと思うと、軽く1万円を超えてくるので個人的にはちょっと高い。
ソフトウェアも、ググれば無料から有料まで色々出てきて、フリーソフトのレビューを見るとアレはダメ、コレはダメなどなど、結局どれが良いのか分からない。


うん、面倒くさい。


そんなこんなを繰り返し、何年経ったでしょう。
そうこうしている間に、SSDもだいぶお手頃価格になりました。

そして、どうにか使えるようにしてさらにWindows10までアップデートしたのに動作が遅く使われないまま放置されているVAIOノート
動作が遅い原因はハッキリしていて、バックグラウンドでディスクが動いているとほぼ動きがシングルタスクなの?ってくらい動きが鈍くなる。
SSDにさえ交換できればおそらく大幅に改善するのが目に見えるわけです。

しゃあねえか、と重い腰を上げて色々調べていると、
「CrucialのSSDを買うとクローンソフトも付属する」的な謳い文句が書いてあるのを見つけました。

へぇ、何だかよく分からないけど、やってみるか。

というわけで、Crucial BX500 SSD 480GBとS-ATA⇔USBケーブルを合わせてまあまあ貯めていた楽天スーパーポイントを投入し購入しました。






オモテ
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ウラ
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開けるとコレ。
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取説・・・
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というか、説明が書いてあるサイトのURLが書いてある紙が付属。
20191203_05.jpg

ココに書いてあるcrucial.com/support/ssd に飛び、言語を選択すると

ここから[SSD製品サポート]に飛び
20191203_06.png

今回買ったBX500 SSDサポートを選択すると
20191203_07.png

この製品専用のサポートページまで辿り着きます。
20191203_08.png

そのまま、左にある[SSD簡単取り付けガイド]の[始める]へ進むと

こんなのが出るので[2.5インチのインストール]の方から[始める]
20191203_09.png

動画と共に手順が表示される。
20191203_10.png

20191203_11.png
[パート2:コピー]の手順2に表示されているURL crucial.com/clone に飛ぶと、

https://www.acronis.com/promo/micron/ にリダイレクトされるので、[アクロニス・ジャパン]に飛ぶ。
20191203_12.png

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そのままダウンロードを選択するとクローンソフト(Acronis True Image for Curcial)のインストーラがダウンロードされます。
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それを起動し、[インストール]をポチりインストールを完了させる。
20191203_15.png

そして、起動するとこんなダイアログ。
20191203_16.png

Crucial製品が接続されていないと使えない。([続行]がグレーになって進めない)。
よくできている。

そして一緒に購入したケーブルを用意してPCとSSDを接続すると
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[続行]できるようになる。
20191203_18.png

ライセンス条項に同意して
20191203_19.png

少しばかり待つと
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Acronis True Image for Curcialが起動。
20191203_21.png
そのまま[ディスクのクローン作成]に進み

よく分からないので[自動(推奨)]で進めてみる
20191203_22.png

ソースハードディスク(元のハードディスク)を選択して[次へ]
20191203_23.png

ここでこのウインドウを少し待つ。
20191203_24.png

ターゲットハードディスク(今回買ったSSD)を選択して[次へ]
20191203_25.png

こんな感じに仕上げますってイメージが表示される。
20191203_26.png

元のHDDは全容量250GBでリストア領域、システム領域、そしてCドライブに約224.1GBが割り当てられていましたが、
SSDでは全容量480GBと増えたので、リストア領域、システム領域はそのままに、Cドライブが約438.3GB割り当てられました。

はじめの部分で[手動]を選択すればパーティションの分け方を調整出来たり、この画面で左にある[オプション]を選択すれば、リストア領域を消すことも出来る。

とりあえず、このまま[実行]すると、ディスクのクローンが始まる。
20191203_27.png

この内容でやって、クローンは約1時間で終わりました。
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(おそらくPC側がUSB 3.0だったらもう少し早く終わったと思います)

あとはここに書いているとおりに進める。
20191203_29.png

今回はノートPCなので、電源を切って、ACアダプタとバッテリーを外してから、元のHDDを外し、代わりにUSB接続していたSSDをHDDの場所に差し替える。
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そして思い切って電源まわりを繋ぎ直して起動すると、何ら問題なくWindowsが起動した(初回だけ少しだけ時間が掛かった)


とりあえず作業としてはコレで終了だけど、メーカー的には最適化をしてほしいらしいので、ストレージExecutiveを有効にするためこれもセットアップする。
20191203_32.png
[パート4:ダウンロード]の[手順1]にある crucial.com/se に飛ぶと、ダウンロードリンクがあるので、それをダウンロードして起動。



言語を選択して
20191203_33.png
[次へ]でどんどん進めていくと、インストールが完了。


これで、何だかよく分からないけど、SSDの状態確認やらS.M.A.R.Tやら自己診断などが出来るみたい。
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そんなわけで、作業完了。トータルの作業時間としては約2時間でした。


起動速度は、HDDの時はスタートアップが全て起動するまで約3分余掛かっていましたが、SSDに換えて約1分半まで短縮されました。
バックグラウンドでDropboxの同期や、Microsoft Storeの勝手なアップデートが始まってもプチフリーズはほぼ無くなり、比較的サクサク動くようになりました。これは快適。


ところで先ほどインストールしたクローンソフト(Acronis True Image for Curcial)はCurcial SSDが接続されていなければ使えないソフトですが、このPC上で作業する限りはCurcial SSDを内蔵(接続)している状態なので、他社HDDのクローンにも使う事ができます。
なんか少しだけ得した気分ですね。

うん、もっと早くやれば良かった。




Posted at 2019.12.05 15:24
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Category: Windows
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