2011年09月08日

MacBook(MC207J/A)のHDDを交換してみた。

さて、お伝えしたとおりMac OS X Lion導入にあたって今までSnowLeopardをデュアルブートしたいのだけどHDDが標準の250GBでは到底足りない、ということで大容量のHDDに交換しようというわけです。

大容量とはいえ、SnowLeopard、Lionでそれぞれ300GBもあれば自分には十分なので欲張らず750GBのHDDを購入しました。
所詮HDDたるもの、どんなに丁寧に扱っても消耗品なのです。
物理的な衝撃や熱、それどころか原因不明でいきなりポックリ逝ってしまうことなど...(何度経験したか)
5年がHDDの寿命と言われてますので、5年経ったら保証を兼ねてその時にまた容量を考えれば十分なのです。
そうです、一昔前は「1GB!?使い切れねーよ!ところでギガって何?」な時代だったんですから(苦笑)

...と、そんな話は置いといて本題です。

当然のことながら事前にTimeMachineで外部HDDにバックアップを取っておきましょう。
20110908_99.png
一からSnowLeopardもリカバリするんだという人はやらなくてもいいですが、これまでのデータを保持しておきたいという人は必ずやっておきましょう。

準備する物は、プラスドライバー、静電気逃がす金属(逃がせれば何でも良い)、MacBook付属のMac OS X Install DVDまたはSnowLeopardのOS DVD、作業する周りの入念な掃除、あれば星形ドライバーです。

今回は、HITACHI Travelstar 0S03337をTSUKUMOのネットショップで購入しました。
価格.comでは9月8日9:00現在、TSUKUMOは安値2位ですが、送料や万一の交換保証も考慮すると一番安いという結論に至りました。
発送も朝9時半ころに注文して当日の15時頃には出荷しましたメールを貰うほど手配が速かったですよ。
20110908_01.png 20110908_02.png

まずはMacBookを裏返して上下8カ所のビスを外します。
20110908_03.png

両脇に返しが付いているので、そこを持ち上げると裏蓋が外れます。
20110908_04.png
言うまでもなく右下のシルバーな物がHDDですね。

赤い円を付けたところにある2カ所の黒いビスを外します。
20110908_05.png

黒いバーを取り外します。
20110908_06.png

白いテープをゆっくり引き上げてHDDを取り出します。
20110908_07.png

ケーブルが繋がっているのでまっすぐ引き抜きます。
20110908_08.png 20110908_09.png

HDDを取り外したら赤い丸を付けた側面の4カ所のビスを外します。
20110908_10.png

...が、エラそうに一般家庭にはない星形ビスなんですね(苦笑)
20110908_11.png
ダイソーなんかにも売っていたりしますが、これだけのために持っている人は少ないでしょう。
ですので...
20110908_12.png
他を傷つけないようにプライヤーで回して外しちゃいましょう(笑)

そしたら新しいHDDを袋から取り出して、今外したビスを同じように取り付けます。
20110908_13.png

今度は今までのHDDの側面に付いていた白いテープを剥がして、新しいHDDの大体同じところに貼り付けます。
20110908_14.png

あとは今のと逆の手順。
ケーブルを接続して...
20110908_15.png

バーを留めて...
20110908_16.png

蓋をします。(ねじ穴としっかり合うように調整して下さい)
20110908_17.png
↑の数字の順番に留めていくと、うまくいきやすいです(今までの経験上)


当然ですがこれでただ電源を入れてもHDDの中は空っぽです。

ここでMacBookに付属してきたこれを用意します。
20110908_18.png
ほとんど役に立たない説明書やら、Appleのロゴシールやらが入っていますが、出して欲しいのはこれ。
20110908_19.png
同じようなデザインでApplications Install DVDというのもあるので注意。

そしたらoption(Alt)キーを押したまま電源をポチります。(optionキーはずーっと押したまま)
その間にさっき出したDVDを差し込みます。

しばらくすると画面にこんなのが出てくるのでアイコンをダブルクリックします。
20110908_31.png

しばらくすると「最初にMacBookが来た時こんな感じだったな」という画面が現れます。
日本人なので[主に日本語を使用する]を選択して右下の矢印をポチ。
20110908_32.png

こんな画面が出て...
20110908_33.png

しばらくするとこんな画面が出るので[続ける]
20110908_34.png

一通り読んで[同意する]
20110908_35.png

この画面までたどり着きます。(TimeMachineを接続してるのでこの画面ですが、何も接続されていないと、「インストールできるディスクがありません」みたいなメッセージが表示されるはずです)
20110908_36.png

そしたら画面上部の ユーティリティ > ディスクユーティリティ をクリック。
20110908_37.png

新しく入れたHDDを選択して...
20110908_38.png

このようにパーティションを切ります。(各自の自由ですが)
20110908_39.png
SnowLeopardに300GB、Lion用に300GB、そして残り(約150GB)を空き領域としておきます。
この空き領域は一部がLionのRecovery HDになり、その残りをBootcamp(Windows)領域になる予定です。
そして[適用]をクリックし、[パーティション]をクリックすると、フォーマットが始まり、パーティションが分かれます。

このようになれば成功です。
20110908_40.png
完了したらディスクユーティリティを終了します。

すると先ほどのインストール画面に戻ります。
20110908_51.png
TimeMachineでバックアップを取っていない場合は、このまま[インストール]をクリックするとSnowLeopardが真っ新な状態でインストールされます。

TimeMachineから今までの状態を復元する場合は、 ユーティリティ > バックアップからシステムを復元 をクリックします。
20110908_52.png

何やら書いてありますがとりあえず[続ける]
20110908_53.png

TimeMachineに使用していたHDDを選択して[続ける]
20110908_54.png

最新のバックアップデータ(一番上)を選択して[続ける]
20110908_55.png

インストールするドライブ(SnowLeopard)を選択して[復元]
20110908_56.png

大丈夫?って聞かれるけど大丈夫なので[続ける]
20110908_57.png

復元が始まります。
20110908_58.png

約200GB分で2時間半ほどかかりました。HDDの性能にもよるんでしょうが。
20110908_59.png
停電の恐れがあるとか雷警報が出てるとか、そういう日に実施するのは心臓に悪いのでオススメしません(苦笑)

ここで[再起動]をクリックすると再起動して、元通り今までの状態が復活して起動します。
20110908_60.png


さて次回は、いよいよLionのインストール(のはず)です。


Posted at 2011.09.08 11:30
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Category: Mac
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