それに伴い、2020年6月までキャッシュレス決済のポイント還元が行われています。

この期間限定ではありますが、食料品(軽減税率で8%)を買う際にキャッシュレス決済を行うと、増税前よりも僅かに安く買える構図になってますね。
単純にクレジットカードや、Suicaなどの電子マネーを提示しても適用されるので、それで良い方はそれで良いと思いますが。
自分は何より現金派ですのでできればクレジットカードは使いたく無いのです。中身の少ない財布をやりくりするにはこのキャッシュレス決済に載らない手は無いわけです。
と言っても2%ですから、手間を考えると現金でも良いかって感じではありますが…。
「一番便利なのはSuicaだ」という説もあったりしますが、それは都会の話。
確かにSuicaは、残高がスマホで確認出来るし、スマホでチャージが出来たり、コンビニのレジでも現金チャージが出来たり、電車・バスでも使えたり、多くの店で使えるのでかなり便利かもしれません。
長野県のように新幹線駅、コンビニ、高速道路のSA、ごく少数の自動販売機くらいでしか使えないSuicaをはじめとした交通系カードはただの板と化しますので、交通系カードをよく利用される地域の方が長野県に来る際は以前から要注意です。
そこで目を付けたのが近年よく使われている感じの「○○ペイ」とかいう名前の付いたスマホ決済。
おそらく最も普及しているのは「PayPay」ですね。

使える店舗数はトップクラスでしょう。
PayPayのチャージ方法は、銀行口座、Yahoo!カード(クレジット)、セブン銀行ATM、ギフトカードです。他にはヤフオクの売り上げ等ありますが、この辺は限定的なので省きます。
銀行口座からチャージできるのは都市銀行、地方銀行、ゆうちょ銀行、ジャパンネット銀行など。
ATMの入金手数料を支払ってわざわざ入金するかと聞かれると微妙な話です。
また、自分の生活圏(行動範囲)にセブン銀行ATMが無いので現金チャージは出来ないと言ってもいいし、そもそもYahoo!カードを持っていないので、こうなってくるとチャージ自体が困難。
はい、PayPayは消えた。
次に「Origami Pay」です。

使える店が微妙なのが痛い。ローソン、ファミマを除いたらあとは、うーん、って感じ。
Origamiのチャージ方法は、銀行口座、VISAかMasterCardのクレジットカードかデビットカードのみ。
銀行口座はPayPay同様、ATM手数料を払ってまでは使わないかな。
即時値引きとかあるので、クレジットカード派なら使っても良いけど、現金派には向かない感じですね。
はい、Origami Payも消えた。
次に「メルペイ」です。

使える店舗はまあまあ普段使うような店も多くて良い感じ。
メルペイのチャージ方法は、メルカリの売り上げ、銀行口座。
で、その銀行も大きいところだと都市銀行、地方銀行、ジャパンネット銀行くらい。
メルカリ使ってる人は良いかもしれないけど、これもPayPay同様にATM入金手数料を払ってまでとなると現金チャージは絶望的。
はい、メルペイも消えた。
次に「LINE Pay」です。

使える店舗は多いですね。
チャージ方法も豊富で、銀行口座、セブン銀行ATM、Famiポート、LINE Payカードあたり。
生活圏にセブン銀行ATMやFamiポートがあれば現金派にも良い感じですね。
しかし、自分の行動範囲にセブン銀行ATMもFamiポートもありません。
他同様の理由につき現金チャージはダメだ。
はい、LINE Payも消えました。(ま、宗教上の理由によりそもそもLINE Payはダメなんだがな。)
次に「楽天ペイ」。

使える店舗はPayPayやLINE Payに比べると少し劣りますが、コンビニは制覇しているのと、ドラッグストア、飲食店なども結構使える。
チャージ方法はOrigami Payと同様、銀行口座、VISAかMasterCardのクレジットカードかデビットカードのみ。楽天キャッシュ(楽天銀行ほか)もあるけど、これは使える範囲が狭いので実質無いものと思った方がいいでしょう。
利点としては数日後に楽天スーパーポイントが200円につき1ポイント付与されて、そのポイントを楽天ペイ以外の楽天サービスでも使えることでしょうか。
一見、Origami Payと同じ感じなので消える雰囲気かな、と思いましたが、少し考えたら使い方次第で現金チャージ風に出来そうなのでこれでしばらくやってみることにしました。
それは「Sony Bank WALLET(ソニー銀行 VISA デビットカード)」。

デビットカードはご存じの通り銀行口座の残高分だけ使えるクレジットカード見たいに使えるカードです。
ソニー銀行に限らず地方銀行なんかでもデビットカードは発行はできますが、
その中でもソニー銀行の利点としては「ATM入金手数料が無料」なことでしょう。
多くの銀行で「回数制限の範囲」や「特定のATMのみ」でATM入金(預入れ)手数料無料という施策がされていますが、ソニー銀行の場合は「どこのATMでも回数制限無く入金手数料が無料」。

つまり「楽天ペイはどこのコンビニでも使える」し、「ソニー銀行はどこのATMでも手数料掛からず入金(疑似現金チャージ)ができる」というわけです。
そして口座残高確認がスマホの[Sony Bank WALLET」アプリで指紋or顔認証で一発確認可能できるのもなかなか利便性も高い。

セブン銀行、イオン銀行、イーネット(ファミマなど)、ローソン銀行、ゆうちょ銀行が使えれば、どんな田舎でもだいたいあるのでまず困ることはないでしょう。
というわけで、実際に使ってみる。
まずはどこでもいいのでコンビニATMへ。今回はローソン銀行ATMを使いました。
ソニー銀行のカードを入れて

2000円をチャージ完了

そのままローソン内で買う物を持ってレジへ。
楽天ペイアプリでこのデビットカードを選択して読み取って貰う。

決済完了。当然キャッシュレス還元もされている。

決済が終わると、メールで楽天ペイとソニー銀行から利用通知のメールが届くほか、
Sony Bank WALLETアプリからの通知も届く。

この通知を見に行くと過去50件の取引内容がズラッと出てくる。

ちなみにこのVISAデビットとの組み合わせは「Origami Pay」との組み合わせでも可能はありますが、使える店舗数と楽天スーパーポイントの利便性を考えると、楽天ペイ一択ですね。
キャンペーンとかやっていればそっちって感じでも良いかもしれません。
極端な話、スマホ決済対応してない店ならVISAデビットカード単体でも使えるので、このデビットは持っておくに越したことはないです。
これでもキャッシュレス還元対象ですし。
Suicaとの違いはレジでチャージするかATMでチャージするかの違いくらいですし、何より電子マネーとかをレジでチャージするのって後ろで人待ってるとき嫌よね、あれ。
そんなわけで、田舎民の現金派は「楽天ペイ」と「ソニー銀行 VISAデビットカード」の組み合わせでやり過ごしましょう。
なお、セブン銀行ATM使える方は、「PayPay」でも「LINE Pay」でもお好みで使えば良いと思います。
というか、街を歩けば「PayPay使えます」を謳ってる店舗は本当に多いけど、チャージ方法がかなり困る。
現金派じゃなくてもYahoo!カードが無ければ実質使えないのは問題アリだよなあ、と思ったり。
その点、楽天ペイやOrigami PayはVISAかMasterCardならどこのカードも使えるというのは大きいよなあ。
2019.11.14 追記:
楽天ペイと楽天カード以外のカードの場合は即時で楽天ポイントは付かない模様です。
ポイントじゃなくても良ければOrigami Payならその場で3%引で決済されるので、お好みで使い分けると良さそうです。
あれから1ヶ月経ちますが、セブンイレブンの前を通ったタイミングでPayPayに多めにチャージする習慣を付けることが出来れば、PayPayでも不都合は無いかもしれません。
お金(残高)として多くキャッシュバックがあるのはPayPayなので、結果的に楽天ペイもOrigami PayもPayPayも全て使っています。
残高のある限りはPayPayを使い、PayPay残高が無く近くにセブンイレブンが無い時は最寄りのコンビニでソニー銀行にチャージして楽天ペイかOrigami Payを使うという流れになってきています。