最近リリースされたiOS11になるとそれが顕著になり、バッテリー残量10%台なのに電池切れ判定で電源が切れたり、ここ数週間は1日2回充電しないと夕方まで保たないなんて状態でした。
考えてみればこのiPhone5sを購入したのは2013年9月ですから、丸4年経ってますもんね。
そうこうしている間に新しいiPhoneがもう何台出てるんでしょうか。
とはいえ、このiPhone5sに最近のバッテリー具合以外では特に不満もなく、別に新しいの要らないと思ってたりしたので、しいて言えばiPhoneSEなら使ってもいいか、くらいの感覚でした。
最新のiPhone8系やiPhoneXは高くて買えないし、型落ちのはずのiPhone7も全然値下げしないし、iPhone6sはちょっと安くはなるけど大きくなるの嫌だしなあとか、そんな感じです。
そんな事をちょっと考えていた11月11日、Yahoo!系やTポイント系のサービスで大々的に「いい買物の日」とか言ってポイントn倍セールとか、その日限定の特価とかやってたんですよね。
先日のジャパンネット銀行のやつもそれですね。
で、完全にウインドウショッピング感覚で、「あーこれいいなー、でも高いから拝むだけにしよー」とか言いながら仕事中にボーっと見てたら、見つけてしまいました。
iPhone バッテリー 交換 for iPhone 5 DIGIFORCE[デジフォースYAHOO店]
とりあえず買物かごに投入しておいて、例のジャパンネット銀行に残高も入ってなかったのでちょっと考えることにした後、身体が勝手にローソンATMに向かい、紙幣を預け入れしてしまったりなんかして、気づいたら注文ボタンを押してました。
11月11日が土曜日だったこともあり、店休日と重なって、発送は11月13日、ネコポスでしたが翌日11月14日には届きました。

開けるとこんな箱。

裏面にはバッテリーの仕様が書いてあります。たぶん純正のやつと一緒。

箱を開けるとバッテリー以外にこんな工具たち。

というわけで、早速開腹してみましょう。
(とは言ってもPCで動画を見ながら作業が出来ない劣悪な環境なので、なんとなく見た記憶を頼りにやったのが問題を生むんですけどね。そしてバックアップくらい取れよというのは置いておきますね。)
ちなみに事前にへーと言いながら見た記事はこれ
参考リンク1:iPhone 5S のバッテリー交換をやってみた[石井さんの今日要]
参考リンク2:iPhone 5s のバッテリーの交換[iFixit]
しかし、4年も使ってるのにキズ一つないこのiPhone5s。あのケースやっぱり凄いわ。

はい、まずlightning端子の両脇にある星形のビスを2ヶ所外しますね。

もうこの時点で付属のドライバーが置く度にゴロゴロ転がって若干のイラッとポイント(笑)
(※いきなりSIMカードスロットを抜くという工程を忘れてるけど、別に外さなくても大丈夫な雰囲気。)
そして画面に把手の付いた吸盤をペタッと付けて引っぱります。

...が、まったく開きません。何か呪文でも唱えないとダメな感じ。
若干浮くんだけど、吸盤が負けるか、引っぱられて湾曲するディスプレイを見て自分の根性が負けるかで開きません(笑)
なんか開けすぎるとTouchIDのケーブルが切れるとか書いてあるのを読んだ記憶があるので、無理には引っ張れないし(まぁ結構無理に引っ張っても開かないんだけどさ)
こんなことならiSclackも別で買えば良かったと思ったりなんかして。
![]() iFixit iSclack - iPhone 5/5S/5C/iPad 対応 フロントパネル開封ツール サクションカップ付プライヤ / |
この作業だけで10分くらい格闘し、どうにか隙間が見えた瞬間にヘラを突っ込んで何とか開きました。

気温的には真冬なのに汗ばむなどorz
横からみるとこんな感じ。このピロ〜っと伸び出るのがTouchIDのケーブルらしいです。

たしかにこんな細いの切れるわなぁ。
そんなわけでバッテリーの取り外しには邪魔なこのケーブルを外していきます。

この小さなシルバーのカバーをヘラで持ち上げると軽すぎて飛んでいくので気をつけましょう。
カバーを外してケーブルの端子を上に持ち上げると、ディスプレイがグイッと上に上がります。

で、右上のカバーのビス4ヶ所を外します。

取れた。

本来はここでカバーの真下にあるディスプレイと本体を繋ぐ3ヶ所端子を外すらしいんですが、この段階でバッテリーを外すのにはそんなに邪魔じゃないので、外さないことにしました。
今度はバッテリーと本体を繋ぐ端子のカバーのビスを2ヶ所外してカバーを取り除きます。

あとはバッテリーを外すだけなんですが、これもまた取れません。
アホなくらい強力な両面テープで固定されています。
プラスチックのヘラでは折れてしまいそうなので、付属のピンセットをグイグイ隙間に押し込みテコの原理でグイグイいったら、バッテリーがベコベコに変形しながらもなんとか外れました。

あとは元々ある両面テープもキレイに剥がして

付属の両面テープを貼り直します。

しかし、どこを目印にしていいのか分からないので割とテキトーに貼りました(笑)
まぁ中で見えないしさ。
そしてバッテリーの端子を差し込んだ上で右寄せ気味でバッテリーを両面テープにペタッと。

あとは逆の手順で端子のカバーの付けて

ディスプレイの端子カバーも付けて

TouchIDのケーブルを付けてカバーを載せる。
カバーをセットする作業が狭くて全く出来ず写真を撮る余裕すらなかったけどなんとか出来た。
10分くらい掛かった。本当にこういう作業向いてないと思う。
とりあえず、最後のビスを締めるとなんかあったら面倒なので締めずに電源を入れてみます。
ポチッとな。

おぉ。

ロック解除っと...

ん?

「このiPhoneでTouch IDをアクティベートできません。」
いやいやいやいや、何をおっしゃいますか。
一旦電源を切りますよ。
そしてまたあのケーブルを付け直して、カバーをイライラしながら何とか取り付けて。
再起動。
同じだ。
これは、[設定]→[Touch IDとセキュリティ]でONにすれば行けるとかそういうことじゃない?

ほ〜。
この悲しい動きをYouTubeに上げたので見てみてね。
うーんと、Touch IDが使えないということは、CPU性能が上がっただけのiPhone5、もしくはオシャレなデザインのiPhone5cと一緒ですよね。
まぁ、iPhone7とかみたいにApplePayとか使う訳じゃないし、まぁいいか(笑)
で、その翌日気付いた事があるんですけどね。
普段は純正ではないシャッター音の小さいカメラアプリを使ってるので、気付かなかったんですけどね。
純正のカメラアプリを起動したら、あれ?おやおや?
何回シャッター切っても、シャッター音が鳴らない。
日本モデルなんだけどなぁ。
いや、まさか、そんな事は。
ミュージックアプリ起動。再生ポチー。
・・・・・・。
内蔵スピーカー死亡。
これには思い当たる節がありましてね。
ディスプレイの端子カバーを外す途中で、「どっかの端のカバーを外す」という覚え方をしていたので、
何を思ったか右下のカバーっぽいものを外したんですよね。

今見ると、これ完全にスピーカーのところなんですよね。
で、割と細いケーブルがピーンと張ってて「あ、ここじゃねえや」って戻したんですよね。
このピーンとしてたところでブチッと逝っちゃったのかな。
結果的に、「日本モデルだけどシャッター音が鳴らない」、
というか「何もならない内蔵スピーカー」が完成しました。
ここはもしかしたら、やり直せば大丈夫なのかもしれないけど、もう開けるのいやなのでこのままにしておきます。
普段はBluetoothのヘッドセット使ってるので、内蔵スピーカーに用も無いのでね。
内蔵マイクは生きていたので動画の撮影とかPodcastの録音とかは問題ないし。
というわけで、ちゃんと説明を見ながらやらないと
とても痛い目に遭うということが分かったので、普通の人は丁寧な説明を見ながらやりましょう。
そうしないと、iPhone5sなのに
「Touch IDが使えなくてiPhone5のようなiPhone5cのような、音の出ないiPhone」
が完成します。
いずれにしても電池持ちは新品同様に復活しまして、サブ機としてはそんなに悪いモノじゃないのでしばらくは買い替えはないかなぁとみています。
自己責任ですからね、自己責任。壊れても良いならやってみてもいいんじゃないでしょうか。
そして自分みたいな不器用な人はやらないほうがいいと思います(笑)
(2018.10.14追記)なんだかんだでしばらく経ったら自然にTouch IDは復活して普通に使えています。何だったのでしょうか。
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