本題ですが、
ソニーのBRAVIA(ブラビア)といえば、シリーズの最下位モデルでもスタイリッシュなデザインでかつ機能は少し絞られてもある程度機能が揃ってる事が売りだと思っていました。
が、どうやら2016年春の最下位モデル(W450Dシリーズ)はそういう感じでは無さそうです。
5月下旬に発売されたKJ-24W450Dは、2013年春モデルで割と最近(2016年)まで液晶テレビとしては珍しく長期で製造されていたKDL-24W600Aの後継モデルに当たるようなのですが、
高画質技術は「X-Reality PRO」→「クリアレゾリューションエンハンサー」に格下げされたのをはじめ、
高音質機能で4種、ネットワーク機能で8種、
そしてブラビアリンク、2画面表示、省エネ設定、
さらに端子群ではMHL端子・光デジタル音声出力端子も削られました。
逆に何が残ってるの?ってくらい絞られています。
商品の特長を見ると非常に短いし、仕様も「−」となっている場所が多すぎる。
またデザインもBRAVIAらしい特徴的なシルバーの細いラインフレームやアルミ調のスタンドではなく、
いわゆるジェネリック家電(海外メーカーの格安家電)のような、ただのブラックのマットな板になってしまいました。
(ソニーより)
極め付けは、メーカーサイトやカタログには載っていませんが、
背面の端子群の名称のフォントがどう見ても「MS Pゴシック」になった事でしょうかね(笑)
前身の24W600Aの端子部分(おそらくSSTフォントかそれに近いフォント)

そして最新の24W450Dの端子部分(完全にMS Pゴシックですよね。)

しかも英字を全角にしているあたりはデザインを気にしてなさすぎというか何というか、うん。

こうなると完全に中華臭がしますよね。
SONYやらBRAVIAのロゴが無かったら見間違えますよね。
正面もイルミネーションLEDじゃなく、ただの小さい緑LEDになっちゃたし。

清々しいくらいにソニーらしさを削りに削った感じで
別にBRAVIAじゃなくて良くない?それこそジェネリック家電で良いや、ってなりそう。
あのシャープの失敗は、何でもAQUOSを冠した(粗悪とまでは言わないけどあまり良くないものにもAQUOSと付けて全体のブランドイメージを下げた)ことだと自分は勝手に思ってるので、
ソニーにも同じ失敗はして欲しくないなあと、陰ながら思ってます。
特にBRAVIAに関しては、AQUOSへの対抗心が異様に剥き出しだった過去があるしね。
まあ、地デジ化完了した2012〜2013年頃から国内メーカーの32vインチ未満のフルハイビジョン対応モデルがほぼ消えて、2台目3台目をターゲットにして価格を抑えるために機能も縮小傾向にはなってはいたけど、ソニーだけはそんな中でも機能重視で行ってただけに、何かもったいないというか残念。
とりあえず、国内メーカーなのにMS Pゴシックはやめようよ。
今どき中華家電にすらほとんど使われてないよ…。
もちろん上位モデルはそんなことは無いんだろうけどさ。
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