JAバンクの利点というと、CM等でも度々やっているように全国のATMで利用可能なのは当たり前ですが、「全国に支店(支所)数が多い」のが大きな特徴です(メガバンクやゆうちょ銀行を除くと、ほとんど無い)。
7年前の自分といえば、色々あって仕事を辞めたりした頃で、
まだどこに行くか判らない状況だったり、貯金をしてみようとしていた時期でもあったので新規でJAながの(ながの農業協同組合)に口座を作りました。
その後、引越しはしたものの長野県内からは出なかったので、結局 地方銀行の方が都合も良かったりで、それでもこの口座は3年くらい使ったでしょうか。
で、数年経った先日のこと。
「そういえばネットバンキングの登録してない」という事を思い出しました。
少し前に一部のJAを除いてネットで登録完結できるというのを人づてに聞いたので試しにやってみよう、と。
が、やろうとしましたが、初っ端から暗雲が立ちこめます。
表示される住所が現住所と異なる場合は、住所変更を行ったうえで、オンライン申込みを行っていただきたくお願いいたします。
なるほど、住所変更をしないと今の住所に書類は届かないというわけですね。
じゃあ住所変更しなければ!ということで最寄りのJAのとある支所に朝イチで向かったのです。
どうでもいいけど、どの農協に行ってもあんなダルそうな対応されるのが本当にイヤ。
普通の銀行ならもう客来ねえよ?と思う。実際に客は年金支給日以外にほぼ居ないけど。
銀行まで丁寧にしろとまでは言わないけど、お金を扱ってるのにあの対応は農家も舐められたモンなので、農家の代わりにここで一言言っておく。
(耳が遠い年寄りへの対応で慣れてしまって「敬語無しが通常営業」なのもわかるけど。)
で、やっぱりロビーには誰も居ませんでした(笑)
自分「すみません、住所変更をしたいのですが・・・」
受付「(超めんどくさそうに)えーと、この通帳はここでは住所変更できないです」
自分「え?長野県JAバンクの通帳なのにここじゃ出来ないってどういうことですか?」
受付「これは『ながの農協』で作られた口座なので、ながの農協に行って貰わないとダメですね。」
自分「はー、同じ県内でもダメなんですか。ちなみに一番近くのながの農協ってどこですか?」
受付「えーっと、分かんないですけど、長野市のほうじゃないですかね。」
自分「(調べてもくれないのかと思いながら)そうですか、じゃあ帰ります。」
結局、後で調べたら、最寄りのJAながのは車で1時間くらい掛かる所でした。
もう長野市なんて本当にたまにしか行かないし、その時、通帳と印鑑と身分証が揃ってるなんてまず無いので、もう諦めました。
解約したいけど、これも1時間掛けて行かなきゃいけないって事でしょ?地方銀行ならともかくJAバンク...。
通帳の表紙には「長野県JAバンク」って書いてある。

中をよく見ると「お取引店まで」の文字が。


じゃあ「長野県」JAバンクって謳うなよ、もう。
全国どころか、県内の支所ですら何の手続きも出来ないとか意味ないだろ。

しいて言うなら、ATM使えて国内旅行では便利だけど、引越ししたらもうダメ。それじゃコンビニATMの使える地方銀行と変わらないじゃん。
むしろ、県内でこれなんだから地方銀行のほうが、だいたい端から端まであるんだから有利じゃん、という。
そしてやっぱり「ゆうちょ銀行」が最強だな、と再確認した。
そして半年以上ぶりのブログ更新でした...。ちゃんとやりたい。